第3期リーグ 試合結果（Class１Day４＆Class２Day８）
はい。各リーグ残すところあと2試合、いよいよ大詰めです。
Class１リーグ Day４
・本日のピックアップ
〇 藤井 奏 vs 神谷 綾加 ✖
14分22秒 パワーボムホイップ（試合評価：87%）
ここまで3戦全勝で首位を走る藤井の今夜の相手は、星一つの差で追う前回優勝者・神谷。戦前より期待の高かった対戦は、それに見合う内容の濃い試合となる。
序盤、互いに警戒しながらの軽い打撃の打ち合いに終始したものの、それが緊張感を生み会場も息をのんで見守ることに。そして開始5分を過ぎたころから徐々にペースアップ、神谷が放ったダブルアームスープレックスをきっかけに動きが激しくなっていく。
そして10分、エメラルドフロウジョンで神谷がこの日最初のカウント2.9、さらに追い打ちをかけるように再びのエメラルドフロウジョンが決まるも、これも2.9で返す藤井!!
11分には藤井が反撃のネックハンギングボムを叩き込んでお返しとばかりに2.9、今度は神谷がコーナーに飛ばした相手に向けラリアット、さらにふらつくところを頭掴みラリアットでなぎ倒してカバーにいくも、藤井が王者の意地でこれも2.9で返していく。
さらにお互いに限界まで力を尽くした試合はこの日何度目かのパワーボムで藤井が制し団体最強の名にふさわしいところを見せつけた。
・そのほかの試合結果
〇 村井 南実 vs 白川 千夏 ✖
16分37秒 ジャックハマー（試合評価：94%）
〇 遠藤 真衣 vs 野田 奈保 ✖
15分10秒 フェニックススプラッシュ（試合評価：97%）
Class２リーグ Day８
・本日のピックアップ
〇 大石 楓 vs 橋本 美郷 ✖
15分30秒 ホイールバロー・ブルドッグ（試合評価：84%）
リーグ首位には立っているものの、前節敗れ足踏みしてしまった橋本、ここにきての連敗は避けたいところだが、相手は『QofA』王者にして曲者大石、簡単な試合にはなりそうもない。
そんな心配された立上り、最初こそ大石の動きに戸惑っていた感もあったが、徐々にパワーを活かした打撃で圧倒する場面も出てきた橋本、さらに大石の動きを止めようと考えたか絞め技もあえて多めに繰り出していた印象。
一方の大石、序盤から動けてはいるものの、どこかぎこちなさを感じる戦いぶり。中盤以降は橋本のパワーを真正面から受けすぎて、このままあっけなく敗れてしまうのかと思われたが、10分を過ぎたあたりから思い切りのよいムーンサルトネックブリーカーを連発しリズムに乗ると、終盤は橋本の攻勢を受けつつも得意のホイールバローブルドッグで逆転勝ち、タイトル保持者の底力を見せつけた形となった。
・そのほかの試合結果
✖ 秋山 ミミ vs 田中 英梨 〇
14分53秒 延髄斬り（試合評価：84%）
〇 長瀬 朱音 vs 安東 翔子 ✖
18分36秒 元祖アックスボンバー（試合評価：100％）
✖ 岩波 紫苑 vs 川崎 玲奈 〇
15分11秒 ＳＴＦ（試合評価：91％）
✖ 浅野 章子 vs 三村 香恋 〇
14分28秒 ライガーボム（試合評価：81%）
以上の試合結果を踏まえた各リーグ成績はこのようになりました。
Class１は全勝の2名のうち藤井のみが勝利し単独トップに。そしてその両者が最終日に激突し、藤井が勝てばそのまま優勝、白川が勝てば決定戦にもつれ込むという、ある意味わかりやすい状況です。
一方のClass２は大混戦、というよりもはやカオス。トップに立っていた橋本のまさかの連敗で状況は一変、10pt、8ptが各4名いる状況でしかも最終戦は10pt対8ptが4試合。つまり、場合によっては10ptで8人並ぶ状況もあり得るという…
楽しみというか、若干怖くなってきました。
その各リーグ最終戦は8月2回興行として開催の予定、シングル8試合の長丁場です。
