架空女子プロレス団体FEWW~ファイプロW~

ファイプロWで架空女子プロレス団体を運営していきます

念願のタッグリーグ開催&新ユニット発足

はい、今回は次回興行や団体内の諸々を雑談メインでやっていきましょう。

 

まずはFEWWタッグのタイトル創設。これは所属選手16名になった時点で考えていたんですが、「16名=タッグ8チーム分」となってリーグ戦などもそれなりの規模で開催できるということで、このタイミングで新規タイトル創設となりました。

それにともない、次回興行はそのタッグタイトルを懸けた大会、

「第一回FEWWタッグリーグ(仮題)」

を開催いたします。

全16選手8チームが2ブロック4チームに分かれてリーグ戦形式で争い、各ブロック1位同士がタイトルマッチを行い初代タッグ王者を決めるという形になります。

 

出場予定チーム

・Aブロック

神谷 綾加&秋山 ミミ(フェニックスガーデン所属)

 団体の顔の一人である”女神”神谷と復活を目指す元2冠王者秋山の実力者コンビ

村井 南実&川崎 玲奈(ミリオン$モンスターズ所属)

 パワーの村井と技の川崎、お互いを理解しつくした団体屈指のベストコンビ

遠藤 真衣&岩波 紫苑(BluueEyesDollsClub所属)

 プラチナティアラ王者遠藤が若い岩波をうまくリードできればダークホースに?

野田 奈保&大石 楓(パッション:インポッシブル所属)

 ベテラン野田の経験と前QofA大石の活きの良さで旋風を巻き起おこす

 

・Bブロック

藤井 奏&浅野 章子(BluueEyesDollsClub所属)

 絶対王者はタッグでも王者たり得るのか浅野の活躍がキーポイント

安東 翔子&三村 香恋(パッション:インポッシブル所属)

 悩めるエース候補安東が親友三村と組んでタッグ戦線に活路を見出す

CHINATSU(旧白川 千夏)&橋本 美郷(AbYss所属)

 団体を激震させた白川・橋本による新ユニットコンビ「AbYss」

田中 英梨&長瀬 朱音(混成チーム)

 白川・橋本の乱の割を食った形の両者、AbYssにだけは負けたくない

 

という訳で上でネタバレしていますが、前回のFEWW王座戦の一連の流れからオーナーの妄想が一気に膨らんだ結果、新QofA王者・白川が橋本を引き連れ新ヒールユニット「AbYss(アビス)」を立ち上げてしまいました。 

それにともない白川はリングネームも「CHINATSU」に変更、さらにはコスチュームや所持技も一部変更しました。変更の詳細はまた後日記事にできる機会があるかと。

 

そんな初代タッグ王者決定リーグは、9月2回興行で開幕戦4試合を、ブロック勝者によるタイトルマッチを9月3回興行で開催予定となっています。

2〇21年 9月1回興行(第三回QofAトーナメント)試合結果 ~後編~

はい、それでは第三回クイーンオブアリーナの続きです、いってみましょう。

 

1Dayトーナメント1回戦を終えて勝ち上がったのはこの4名。

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第3回QofA 1回戦を終えて

・準決勝 第一試合

✖ 大石 楓 vs 遠藤 真衣 〇

  8分29秒 フェニックススプラッシュ(試合評価:90%)


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準決勝第一試合、まずはシード選手同士、現QofA王者・大石対プラチナティアラ王者・遠藤のマッチアップ、どちらも割りとすんなりと初戦を勝ち上がったとあって、連戦の疲労度はほぼ互角といったところ。

その注目の立上り、やはり両者ともに初戦のダメージを感じさせないキレのある動き、リング狭しと駆けまわり、派手なドロップキックの競演で観客を魅了。

そんな中、先に仕掛けたのは遠藤。3分、いきなりのフェニックススプラッシュで大石の意表を突くと、ニールキック、さらにはWジャーマンまで持ってきて早期決着の構え。しかしこれが逆に大石の心に火をつける結果となったか、一本背負いからポストへ上っての前方回転エビ固め、ムーンサルトネックドロップと連続で叩き込み反撃、カウント2.9、遠藤を慌てさせる。

その後も両者の動きは衰えることなく、ハイスピードバトルがつづき迎えた8分、この日2度目のフェニックススプラッシュが決まり、さすがの大石もこれには抵抗できず、無念の3カウントを聞くこととなった。

 

・準決勝 第二試合

〇 白川 千夏 vs 橋本 美郷 ✖

  7分2秒 ダイビングローリングギロチンドロップ(試合評価:83%)


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準決勝2試合目、藤井vs白川のFEWWタイトル戦のリマッチが期待された試合は、橋本が王者藤井を撃破してここに駒を進めてくる展開に。肩透かしを食った格好の白川、勢いに乗る相手にどう戦うか注目の一戦。

まずは序盤、疲労より勢い重視か橋本が前に前にガンガン押しまくる、4分には閂スープレックスから裏拳を披露、王者を仕留めた拳で白川からダウンを奪って見せる。さらには5分に2発目の裏拳も飛び出してカウント2.9、橋本がこのまま決勝まで突き進むかに見えた。

しかしここから白川が怒涛の反撃、ジャンピングパイルドライバー、ニードロップ、さらには珍しいコーナーポストからのダイビングショルダーアタックまで飛び出し一気に流れを引き戻す。3度目の裏拳で抵抗を試みた橋本だったが、これもカウント2.9で返えされ、最後はエクスプロイダー、ポストからのローリングギロチンと繋がれ無念の3カウントを聞くこととなった。王者へのリベンジは果たせなかった白川、それでもその強さを見せつける形で決勝進出、念願の初タイトルまであと一歩と迫った。

 

・決勝

✖ 遠藤 真衣 vs 白川 千夏 〇

  7分16秒 ダブルニーチンクラッシャー(試合評価:70%)


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先手を取ったのは遠藤、DDT2連発の後ポストからのニードロップ、さらにはフランケンシュタイナーホイップでダウンさせたところにドロップキック!! これで白川をコーナーポストまでド派手に吹っ飛ばして見せると、さらに6分にはニールキックから得意のノーザンライトボムまで披露し完全に流れをものにしていく。

しかしここから試合はまさかの展開、ノーザンライトボムをかろうじてカウント2.9で返した白川、その直後に放った強烈なダブルニーチンクラッシャーが遠藤の意識を刈り取ることに成功、完全に動きを止めた遠藤を悠々とカバーし3カウントを奪ってしまう。まさに必殺の一撃で自身初となるタイトル奪取に成功した。

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2〇21年 9月1回興行(第三回QofAトーナメント)試合結果 ~前編~

はい、前回も少し触れましたが「出場8選手中7選手が前回大会から連続出場と知り愕然となった」QofAやっていきます。

なんだろ、上位下位の格差がでてきてるのか?

 

架空ファイプロ団体FEWW 2〇21年9月1回興行 ガーデンアリーナ大会

第三回クイーンオブアリーナ 1DAYトーナメント

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第三回クイーンオブアリーナ トーナメント表

・1回戦 第一試合

〇 大石 楓 vs 村井 南実 ✖

  14分41秒 みちのくドライバーⅡ(試合評価:93%)


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開幕戦に登場するのは「現QofA王者」連覇を狙う大石。その対戦相手は前回決勝戦で敗れタイトル獲得を阻まれた村井、一カ月越しのリベンジなるかというところ。

前回大会では全くのノーマークからの快進撃で周囲をあっと言わせた大石、王者として臨むこの大会の初戦、大方の予想に反して静かな、大人しさすら感じさせる序盤の動き。対する村井も、軽い打撃や腕の取り合いなど、警戒感からか相手の動きを見ることを重視した立上りをみせる。

そして迎えた中盤7分、一回転ドロップキックにローリングソバットとようやく大石本来の躍動感あふれる攻めが見られるようになると、このタイミングでは早くもみちのくドライバーを繰り出すことで村井を揺さぶり、10分過ぎには完全に大石ペースに。

一方の村井、要所で反撃を繰り出しニアフォールも奪っては見せるものの、今夜はその反撃が単発に終わることが多く、流れを自分に引き寄せるところまではいかず消化不良の状態が続く。そして「握りこぶしアピール」からスピアーを決め、さあここから村井が仕掛けるといったタイミングででた2度目のみちのくドライバー、これでまさかの3カウントが入り決着、村井にとってはまさに消化不良、悔いの残る結果となった。

 

・1回戦 第二試合

✖ 野田 奈保 vs 遠藤 真衣 〇

  14分35秒 フェニックススプラッシュ(試合評価:92%)


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続いて登場はプラチナティアラ王者・遠藤、3回連続3回目の出場となる『QofA』においてなんとまだ未勝利、3回目の正直で初戦突破を狙う。同じく3回目の出場の野田、こちらは第一回大会にて遠藤を撃破した実績を持つ。

いつも通り落ち着いた入りを見せる遠藤に対し、野田は積極的にグラウンドの攻防に誘ってみたり、かと思えばコーナーからのエルボードロップを披露したりと、なんとか自分のペースに引き込もうとする意図がうかがえる展開。

しかしここのところ安定感抜群の戦いを見せている遠藤、野田の誘いにも乗ってみせた上で常に余裕を感じさせる戦いぶり、相手にも十分な見せ場を作った上で、ニールキックからフェニックススプラッシュへとつないで見事勝利、鬼門となっていた一回戦を無事突破、2冠目のタイトルに向けて好発進となった。

 

・1回戦 第三試合

〇 白川千夏 vs 三村 香恋 ✖

  16分42秒 エクスプロイダー(試合評価:96%)


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青コーナーから登場は、前回興行で王者藤井と25分超えの死闘を演じた白川。ここを勝てば準決勝では藤井とぶつかる可能性が高く、初タイトル&王者へのリベンジとモチベーションも高くなりそう。一方の三村も3回目の出場で初の初戦突破を目指し、そう簡単には負けられない。前回大石が成し遂げた下剋上を再び再現しようと意気込む。

そんな二人の意気込みがそのまま現れたような試合は、序盤から一進一退、正に互角の試合内容、なかでも三村の動きがすばらしくリングを縦横無尽に駆け回り、白川も捉えるのに苦労するほど。

8分、まず仕掛けたのは三村。得意のクロスチョップを叩き込むとすかさずカバー、そしてそれをカウント2で返した白川がお返しとばかりにエクスプロイダー、これも三村がカウント2で返す。中盤から互いにフィニッシャーを繰り出す展開に早期決着もあるかと思わせたが、ところがここから試合は思わぬ長期戦に。

負けられない思いがそうさせるのか、あと一歩まで追い込みながら最後の一押しが足りない両者、試合は15分を超えてようやく決着に。白川の今夜何度目かわからないエクスプロイダーが完璧に決まり、三村の粘りを断ち切り3カウント。勝つには勝ったが、次の準決勝に向け体力面での不安が残る勝利となった。

 

・1回戦 第四試合

〇 橋本 美郷 vs 藤井 奏 ✖

  13分52秒 裏拳(試合評価:99%)


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1回戦最後に登場するのはFEWW王者・藤井。第一回のこの大会を制しており、今回も優勝の有力候補。対する橋本もここのところ勢いに乗っており、今回も秋山相手に逆転勝利で本選進出と決して侮れない相手。

パワーが売りの両者、ほぼ互角の力比べから牽制を交えた打撃戦へ、凄まじい音と共に一発ヒットするたびに歓声が沸き上がる。

そして迎えた8分、ここで王者藤井がまず仕掛ける。サイドバスターから片逆エビとつないだ後、いきなりパワーボムを2連発でお見舞い、いずれもカウント2で橋本が帰していったものの、一気に早期決着の雰囲気が会場を包んでいく。

その会場の期待に応えるかのように、渾身の逆水平チョップを叩き込み試合を決めに来た藤井、しかしここで橋本が一瞬のスキを突きドクターボムで反撃!これがカウント2.9、さらに追い打ちの投げっ放しパワーボムまで飛び出しこれも2.9。この流れをものにしたい橋本はここでラリアット、しかしこれを交わした藤井がなんとここでネックハンキングボム!! 一瞬決まったかに見えたこの一撃、なんとかカウント2.9で返して見せた橋本、まさにどちらが生き残るかわからない死闘は、場外でのチョークスラムからリングに戻っての裏拳が藤井の側頭部をとらえ、これが決め手となって橋本に軍配が上がった。

シード選手が順調に勝ち上がる中、最後に番狂わせ。王者藤井、まさかの初戦敗退に会場にどよめきが広がる中、大会は準決勝を迎える。

 

つづきは後編にて。

9月1回興行(第三回『QofA』)カード発表&雑談

はい、前回興行で予選が行われた第3回『クイーンオブアリーナ(QofA)』、その本戦を次回9月1回興行で開催いたします。

それでは出場全選手の紹介です、過去のQofA、直近のリーグ戦の順位も併せて紹介します。

 

エントリーNo.1 大石 楓

  QofA王者、2回連続2回目出場、Class2・1位

 

エントリーNo.2 藤井 奏

  FEWWヘビー級王者、3回連続3回目出場、Class1・1位

 

エントリーNo.3 白川 千夏

  2回目出場、Class1・2位

 

エントリーNo.4 遠藤 真衣

  プラチナティアラ王者、3回連続3回目、Class1・3位

 

以上が予選免除のシード枠、続いて予選を勝ち抜いた選手たち

 

エントリーNo.5 村井 南実

  2回連続2回目出場、Class1・5位

 

エントリーNo.6 野田 奈保

  3回連続3回目出場、Class1・6位

 

エントリーNo.7 橋本 美郷

  3回連続3回目出場、Class2・2位

 

エントリーNo.8 三村 香恋

  3回連続3回目出場、Class2・5位

 

そして抽選の結果、1回戦の組み合わせはこのように

 

第一試合

大石 楓 vs 村井 南実

 

第二試合

野田 奈保 vs 遠藤 真衣

 

第三試合

白川 千夏 vs 三村 香恋

 

第四試合

橋本 美郷 vs 藤井 奏

 

なんと、出場8選手中7選手が前回に続いて連続での出場、さらに3回連続も5選手を数えるという。これまで意識していなかったがここまで偏っているとは...

 

そしてここからは全く違う話題を。

予想外に20分を超える長期戦となった前興行のFEWW王座戦を観戦中、普段は割とフラットな気持ちというか、特別どちらに肩入れするでもなく観戦している自分が、いつになく王者側について「藤井、負けるなよ...」と祈るような気持ちになってた。

というのも、挑戦者の白川にワンクッションおいて、リーグ戦直後ではなく対大石戦を挟んでタイトル挑戦をさせたことで、思いついたことがあったから。

一応整理しておくと、

・Class1リーグ優勝者にはFEWWタイトルの挑戦権が与えられる。

・もし現王者がClass1を優勝した場合は準優勝者に挑戦権が移る。

というのが事前に決めたルールだったのだが...

いざそのシチュエーションになってみるとなんか違和感が、藤井が全勝で優勝しただけに余計に本当にいいのかとの思いが強くなり、その結果

「上層部、オーナーサイドの意向によりタイトルマッチ延期」

からの

「QofA王者大石とのシングル戦に勝利すればタイトル挑戦を認める」

などという、どこぞの悪徳オーナーのような無茶ぶりw

自分でやっといてなんだが、こんな扱い受ければ白川もキレてもおかしくないわ!!と、そんで思いついたのが「白川の反乱軍化」。

といっても、ファイプロのシステム上なにができるでもなく、せいぜいが新ユニット(ヒール)作成くらいなんだけども、それを思いついてからはいろいろと妄想が広がっていき、

「だったら、タイトルマッチは白川が負け、しかも惜しいところで負けがいいよな」

「タイトルマッチはオーナー自らレフェリーだし、なんか操作した感が出る展開だと尚いいよな」

と。

残念ながら『操作した感』まではいかなかったけど、藤井が防衛に成功し、無事(?)白川反乱軍化のフラグが立ちました。

今後はこの路線を意識しながらマッチメイクやなんやら進めていく予定です。当然、反乱「軍」ですから、一人ではなく共に行動していく選手も出てくるわけで、その辺の人選もある程度固まってきています。

あ、でもストーリーラインにあわせて試合結果を操作するようなことは決してありません、我がFEWWはあくまでガチでいきます。

 

 

 

 

 

 

 

2〇21年 8月4回興行 試合結果

はい、では早速8月4回興行の試合結果行きたいと思います。今回は次回開催予定の1Dayトーナメント『クイーンオブアリーナ』への出場権を賭けたシングル戦4試合、そしてメインはFEWWヘビー級王座戦、あわせて5試合となっています。

 

架空ファイプロ団体FEWW 8月4回興行 SPIKE DOME大会

 

・第一試合(『QofA』予選)

✖ 田中 英梨 vs 野田 奈保 〇

  11分57秒 タイガースープレックス(試合評価:82%)


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まさかの前回大会(リーグ入れ替え戦)のリマッチとなったこのカード、前回敗れた田中にとっては初の『QofA』本戦出場とともに、Class1昇格を阻まれた野田を相手にぜひともリベンジを果たしたい試合。

ところがそれが気負いとなったか、序盤から試合は完全に野田のペース。牽制の打撃から何から面白いように野田の攻撃がヒット、もちろん田中もやられっぱなしではないのだが明らかに野田が主導権を握ったまま試合は中盤から終盤へ。

9分、ここで早くも試合を決めに来たか、野田がタイガースープレックスを敢行するがこれはポジションが悪くロープブレイク。しかしこの一撃で目が覚めた田中、ここでジャンピングニーパッド!会場にむけて吠えて見せると、さらにジャンピングニ―を連続で浴びせカウント2.9、さらに田中は大旋回式DDTも連続で叩き込んで一気に自分の流れに引き込んでいく。

一方の野田、守勢に回り苦しい展開も、田中がコーナーからのブレーンバスターを狙ったところをエルボーで迎撃、そしてすかさず全体重を乗せたダイビングエルボードロップで追い打ちをかけると、この日2度目のタイガースプレックスを今度はリング中央で見事に決めて3カウント、終盤苦戦しながらもきっちり田中を仕留めてみせた。

 

・第二試合(『QofA』予選)

〇 橋本 美郷 vs 秋山 ミミ ✖

  11分46秒 フライングボディシザースドロップ(試合評価:88%)


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Class2準優勝の橋本と、同4位の秋山の対戦。僅かの差でClass1復帰を逃した秋山にとっては、今回の『QofA』で存在感を示し復活の足掛かりとしたいところ。

そんな気持ちが伝わってくるかのように、序盤から積極的に仕掛けていく秋山。そして徐々に試合の主導権を握り迎えた7分、ここで早くも得意のジャンピングエルボーを繰り出しカバー、これはカウント2で返されたもののまさに早期決着の構え、さらに8分にはクロスアームスープレックス、そして『フィニッシャー』高角度ジャーマンまで飛び出し、すでに試合終盤の様相。

一方、ここまでペースを乱されながらもなんとか耐えていた橋本、ここからうっぷんを爆発させる。まずはアルゼンチンバックブリーカーに捕らえ秋山の動きを止めると、チョークスラム、さらに起き上がりざまに裏拳を叩き込み、続けてドクターボムと正に怒涛のような攻撃。これはカウント2.9に終わるが、直後に反撃を試みる秋山に対しとどめのフライングボディシザースドロップ。このモンスター級の一撃にはさすがの秋山も動きも止まりカウント3、みごとな逆転勝ちで橋本がトーナメント本戦へと駒を進めた。

 

・第三試合(『QofA』予選)

〇 三村 香恋 vs 神谷 綾加 ✖

  15分11秒 ライガーボム(試合評価:94%)


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Class1・4位の神谷、Class2・5位の三村と前リーグ戦では今一つ結果の出なかった両者の対戦は、「スピードの三村vsパワーの神谷」どちらが得意のリズムで試合を進められるかが注目。

早速序盤から素早い動きでかき回しに行く三村、相手をよく見て的確にヒット&アウェイ、リズムよく試合を進めていく。しかし、その流れも長くは続かない。5分、三村の動きに慣れてきたか神谷、ジャンピングDDT、コーナーからのギロチンドロップと大技を連続して繰り出し自らのペースに引き込んでいく。

迎えた終盤13分、神谷のエメラルドフロウジョン炸裂、ここはカウント2.9でかろうじて返すものの、バックドロップで追撃と攻撃の手を緩めない。さらにこの日2回目のムーンサルトプレスまで飛び出し、これで決まったかに見えたがわずかにポジションが悪くこれはロープブレイク。これで命拾いをした三村、この直後相手の隙を突く形で繰り出したライガーボムでまさかの3カウント、実にあっけない幕切れであったが三村が神谷を降し本選進出となった。

 

・第四試合(『QofA』予選)

✖ 浅野 章子 vs 村井 南実 〇

  12分29秒 ジャックハマー(試合評価:90%)


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 そろそろ念願の初タイトルが欲しい『M$M』リーダー村井、その対戦相手はすっかりClass2に定着してしまいタイトル戦線が遠くなっている浅野。互いに期するものをもって望む『QofA』予選。

そんな試合は、ミドル、ロー、さらにはヒザと浅野の蹴りが冴えわたり序盤からアクセル全開。村井は完全に守勢に回り、チョップ、絞め技で動きを止めようとするも反撃は単発に終わり苦しい展開。中盤になっても浅野のペースは続き、蹴りは元より裏投げまで飛び出して押しまくり、このまま勝負を決めてしまうかのような勢いを感じさせる。

そんな流れが変わったのは9分、ジャンピングニ―パッドからブレイジングチョップとつないで村井がようやく反攻を開始すると、さらにリバースのパイルドライバー、ジャックハマーと立て続けにカウント2.9を連発、これで一気に浅野の動きが止まり、勝負は終盤へ。

11分、狙いすましたハイキックが村井の側頭部を捕らえ、浅野がカバーに入るもこれは惜しくも3カウントならず、逆にここから村井のターン。ジャンピングニー、延髄斬りと連発の後、会場に向かって吠えた村井、渾身のジャックハマーで浅野の体をマットに叩きつけ、絵に描いたような逆転勝利。苦しんんだ末の本戦進出、初タイトルに向け勢いに乗ることができるか。

 

・第五試合(メイン) ~FEWWヘビー級選手権試合~

✖ 白川 千夏(挑戦者) vs 藤井 奏(チャンピオン)〇

  25分5秒 ネックハンキングボム(試合評価:100%)


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今夜のメインはFEWWヘビータイトル戦、2度目の防衛に挑むチャンピオン藤井は前期リーグ戦を全勝とこのところ絶好調。対する挑戦者の白川、そのリーグ戦2位も団体上層部の思惑ですんなり挑戦権を得ることができず、前興行での実力行使の末掴んだチャンス、期するものがあるはず。

試合は闘志を内に秘めたような静かな立ち上がり、打撃を中心に互いの動きを見合い気を伺う両者、そんな展開に動きが出たのは7分、場外での攻防を経て藤井が仕掛ける。

パイルドライバーで動きを止めると、藤井にしては珍しくポストへ上りそこから渾身の力で両腕を振り下ろすスレッジハンマー、さらには強引にを引き起こしてからの逆水平と一気に流れをつかんで行く。そしてこのまま藤井のペースで進み10分を過ぎる頃にはニアフォールを連発し、いつ試合が決まってもおかしくない状況にまで白川を追い詰めていく。

しかし今夜の白川はここから踏ん張る。ラリアットの連発からエクスプロイダーなど随所で反撃も見せつつ、粘りながら気を伺っていくと、試合時間は15分を優に超え18分。ようやく得意のダブルニーチンクラッシャーの形から、場外へ突き落した藤井に向けてトペを敢行。さらには20分、DDTでダウンさせたところへローリングギロチン!! しかしこれまでのダメージが効いたかフォールへは行けず、せっかく訪れたチャンスをのがしてしまう。

これで命拾いした藤井、ここから2度の場外戦を交えた5分間の死闘を制し、最後は必殺ネックハンキングボムが決まり3カウント。苦しみながらも2度目のタイトル防衛に成功した。

 

以上の結果、次回大会『第3回QofA』へは、野田、橋本、三村、村井の4名が予選を突破し本戦トーナメント出場を決まました。

そして、メインのFEWWヘビー戦。おそらく団体シングル戦史上最長の25分超えの熱戦を制し、藤井がタイトル防衛。正直観戦していて冷や冷やでした、30分ドローあるおかと。

というわけで、今回もいろいろと内容の濃い大会になったと、オーナーとして大変満足しております。

 

 

タッグ戦線開幕に向けた調整&8月4回興行カード発表

はい、つい最近所属選手の「レスラーランク」「カリスマ」を全面的に見直した我がFEWWですが、今回はロジックの「協調性」「タッチワーク」を見直してみました。

 

というのも、現在16名の選手を抱えるFEWW。以前より選手が16名になったら本格的にタッグ戦線も動かしていきたいと思っていて、8チームによるトーナメント、もしくはリーグ戦?を近いうちに開催出来たらと考えているのですが、前回の「レスラーランク」とかもそうでしたが、これまで全選手の「協調性」「タッチワーク」は「80%」で統一されてました。

今回の調整でそのあたりを見直すことで選手間でメリハリをつけ個性を持たせることで、タッグ戦にメリハリがついてくれればいいかなといったところです。

 

「協調性」「タッチワーク」いづれも高いとタッグ巧者になるという理解で、所属選手をそのイメージで高すぎず低すぎず(80~40%位)の間で設定しなおしました。これまでが「80%」だったので全体的に下方修正になりますね。

一部を紹介すると、まず高い方

・川崎玲奈 協調性80%、タッチワーク80%

・安東翔子 協調性70%、タッチワーク80%

低い方

・橋本美郷 協調性40%、タッチワーク50%

・長瀬朱音 協調性40%、タッチワーク40%

概ねユニットごとの特色みたいなものも意識しました。正規軍的な立ち位置の『B.E.D.C』は平均的、『P:i』は両方高め、『フェニックスガーデン』は低めみたいな感じですね。

現在ちょこちょこテストプレイ中ですが、もし目に余るような挙動がでてくるようなら再調整をかけますが、ある程度は個性として受け入れていこうかなといったところです。

 

さて、話は変わって8月4回興行の話になります。

前回興行で見送ったFEWWヘビー級選手権をメインとした興行ですが、これについて少し補足を。

発端としては、「一応規定として考えていた『Class1優勝者が次期FEWW王座へ挑戦』『もし現王者が優勝の場合は2位選手が挑戦』というルールにオーナーである私が疑問を抱いてしまった」という事になります。

今回の場合、王者・藤井がリーグ戦を全勝優勝してしまった点、2位となった白川とは最終節で対戦があったため連続で同じカードになってしまう点、などを考慮してこのまま「藤井vs白川」でいった場合、仮に白川が勝利したとして今一つ説得力に欠けるかなと感じてしまったんですね。まあ本当に間隔でしかないのですけれど...。

とはいえ、団体のメインタイトルであるFEWW王座戦をそんな理由でスキップするのも忍びないので、白川選手には申し訳ないのですが、ひとつ壁を超えるというか、材料と用意してもらうというか、ワンクッションおいての挑戦としてもらうことにしましたが、この感じ分かってもらえるんだろうか...。

 

そんな8月4回興行、メインのタイトルマッチ、さらには次々回予定の『クイーンオブアリーナ』トーナメント出場権を賭けた予選試合4試合を加え、計5試合すべてシングルマッチで開催します。

 

第一試合

田中 英梨 vs 野田 奈保

第二試合

秋山 ミミ vs 橋本 美郷

第三試合

浅野 章子 vs 村井 南実

第四試合

三村 香恋 vs 神谷 綾加

以上、『QofA』予選

第五試合 FEWWヘビー級選手権

挑戦者 白川 千夏 vs 王者 藤井 奏

 

すでに8月も押し迫ってきていますが、なんとか今月中になんとか開催していきたいですねw

 

 

 

2〇21年 8月3回興行 試合結果 後編

はい、では8月3回興行後半戦の試合結果をみていきましょう。

 

・第四試合

✖ 藤井 奏&浅野 章子 vs 村井 南実&橋本 美郷 〇

  20分43秒 ブレイジングチョップ(試合評価:96%)


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後半戦最初の試合にFEWW王者藤井が久しぶりのタッグマッチで登場。いつものパートナー浅野と組んで迎え撃つのは、『M$M』村井・橋本組。

その試合は、スムーズな連携でツープラトン攻撃を繰り出していく藤井・浅野組に対して、急造コンビ感が拭えない村井・橋本組はどこかぎこちなさが見え隠れする。しかしClass2リーグで結果を残して村井のパートナーに抜擢された橋本、野性味あふれるパワーでその好調さを存分に発揮、連携面の不利を感じさせない。

そんな中、11分過ぎサンドイッチラリアットを受けピンチに陥ったかに見えた藤井がその起き上がりざまにネックハンギングボムを橋本相手に炸裂させると、一気に試合はハードモードに、4選手がリング上で入り乱れる場面も多くなり試合の決着も間近かと思わせる。

試合後半から明らかに橋本に狙いを絞っていた藤井・浅野組、しかしその橋本が猛攻を受けながらもよく繋ぎ、最後は満を持していた村井が藤井に渾身のブレイジングチョップを叩き込み王者から3カウントを奪って見せた。

 

・第五試合

✖ 大石 楓 vs 白川 千夏 〇

  13分47秒 ダブルニーチンクラッシャー(試合評価:84%)


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メイン前に登場するのはClass1準優勝の白川、本来得たはずのFEWWヘビーへの挑戦権を団体上層部の意向で待ったをかけられているが、この試合を快勝して見せることでオーナーはじめ上層部にベルトに挑むにふさわしいという所を見せたい。

試合は序盤から、白川がラフ気味な打撃と絞め技を織り交ぜた攻撃で圧倒、大石に自分のリズムで試合を運ばせない。7分、掟破りの二―チンクラッシャーを披露する大石だが、それでも流れは以前白川のもの、すかさずエクスプロイダーで反撃すると、さらにここから大石の繰り出すみちのくドライバーやホイールバローブルドックといったフィニッシャーをことごとく受け切り最後はスパインボム、ダブルニーチンクラッシャーとつないで3カウント。まさに完勝という試合で王座戦に向け強烈なアピールとなった。

 

・第六試合(メイン) ~プラチナティアラ王座選手権試合~ 

 ✖ 神谷 綾加 vs 遠藤 真衣 〇

  14分49秒 ノーザンライトボム(試合評価:91%)


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今夜のメインはプラチナティアラ王座戦、3度目の防衛を目指すチャンピオン遠藤に挑戦するのは、先月のFEWWヘビーに続いてベルトのチャンスを得た神谷。Class1リーグ最終戦のリマッチとなるこの試合、前回は遠藤が勝利しているが神谷の逆襲はあるのか注目された。

試合序盤、一つ一つの技が重い神谷の攻撃に手数で対抗する遠藤がリズムに乗ってペースをつかんで行く。そんな相手に対しスタミナを削っていく作戦か、速めのカバーを繰り返す神谷、この動きが終盤にどう影響するか。

10分、遠藤がラリアットから低空ドロップキックへと繋ぎ勝負をかけてきたところ、これを待っていたかのようにエメラルドフロウジョンで応戦、さらにフランケンシュタイナーパワーボムで切り返してみせるなど、徐々に押していく神谷、そして遠藤の得意技ノーザンライトボムをも披露、会場が一気に湧きかえる。

しかしここからチャンピオン遠藤が魅せる、ダブルジャーマンスープレックスで神谷の勢いを止めると、本家ノーザンライトボム!! ここでエメラルドフロウジョンの反撃は食らうものの、起き上がりざま2発目のノーザンライトボムを叩き込みこれで3カウント、みごと3度目のタイトル防衛を果たした。

 

以上、前後編あわせて6試合、なかなか好試合を見せてくれました。メイン戦は王者遠藤が安定の強さでベルト防衛。白川も大石に完勝、これなら絶対王者となりつつある藤井に挑戦する資格アリと思わせてくれました。

さて、次回はそのFEWW王座戦をメインに、次々回予定の1DAYトーナメント『クイーンオブアリーナ』の予選などを本興行で行ってみようかと検討中です。