架空女子プロレス団体FEWW~ファイプロW~

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2〇21年 9月1回興行(第三回QofAトーナメント)試合結果 ~前編~

はい、前回も少し触れましたが「出場8選手中7選手が前回大会から連続出場と知り愕然となった」QofAやっていきます。

なんだろ、上位下位の格差がでてきてるのか?

 

架空ファイプロ団体FEWW 2〇21年9月1回興行 ガーデンアリーナ大会

第三回クイーンオブアリーナ 1DAYトーナメント

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第三回クイーンオブアリーナ トーナメント表

・1回戦 第一試合

〇 大石 楓 vs 村井 南実 ✖

  14分41秒 みちのくドライバーⅡ(試合評価:93%)


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開幕戦に登場するのは「現QofA王者」連覇を狙う大石。その対戦相手は前回決勝戦で敗れタイトル獲得を阻まれた村井、一カ月越しのリベンジなるかというところ。

前回大会では全くのノーマークからの快進撃で周囲をあっと言わせた大石、王者として臨むこの大会の初戦、大方の予想に反して静かな、大人しさすら感じさせる序盤の動き。対する村井も、軽い打撃や腕の取り合いなど、警戒感からか相手の動きを見ることを重視した立上りをみせる。

そして迎えた中盤7分、一回転ドロップキックにローリングソバットとようやく大石本来の躍動感あふれる攻めが見られるようになると、このタイミングでは早くもみちのくドライバーを繰り出すことで村井を揺さぶり、10分過ぎには完全に大石ペースに。

一方の村井、要所で反撃を繰り出しニアフォールも奪っては見せるものの、今夜はその反撃が単発に終わることが多く、流れを自分に引き寄せるところまではいかず消化不良の状態が続く。そして「握りこぶしアピール」からスピアーを決め、さあここから村井が仕掛けるといったタイミングででた2度目のみちのくドライバー、これでまさかの3カウントが入り決着、村井にとってはまさに消化不良、悔いの残る結果となった。

 

・1回戦 第二試合

✖ 野田 奈保 vs 遠藤 真衣 〇

  14分35秒 フェニックススプラッシュ(試合評価:92%)


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続いて登場はプラチナティアラ王者・遠藤、3回連続3回目の出場となる『QofA』においてなんとまだ未勝利、3回目の正直で初戦突破を狙う。同じく3回目の出場の野田、こちらは第一回大会にて遠藤を撃破した実績を持つ。

いつも通り落ち着いた入りを見せる遠藤に対し、野田は積極的にグラウンドの攻防に誘ってみたり、かと思えばコーナーからのエルボードロップを披露したりと、なんとか自分のペースに引き込もうとする意図がうかがえる展開。

しかしここのところ安定感抜群の戦いを見せている遠藤、野田の誘いにも乗ってみせた上で常に余裕を感じさせる戦いぶり、相手にも十分な見せ場を作った上で、ニールキックからフェニックススプラッシュへとつないで見事勝利、鬼門となっていた一回戦を無事突破、2冠目のタイトルに向けて好発進となった。

 

・1回戦 第三試合

〇 白川千夏 vs 三村 香恋 ✖

  16分42秒 エクスプロイダー(試合評価:96%)


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青コーナーから登場は、前回興行で王者藤井と25分超えの死闘を演じた白川。ここを勝てば準決勝では藤井とぶつかる可能性が高く、初タイトル&王者へのリベンジとモチベーションも高くなりそう。一方の三村も3回目の出場で初の初戦突破を目指し、そう簡単には負けられない。前回大石が成し遂げた下剋上を再び再現しようと意気込む。

そんな二人の意気込みがそのまま現れたような試合は、序盤から一進一退、正に互角の試合内容、なかでも三村の動きがすばらしくリングを縦横無尽に駆け回り、白川も捉えるのに苦労するほど。

8分、まず仕掛けたのは三村。得意のクロスチョップを叩き込むとすかさずカバー、そしてそれをカウント2で返した白川がお返しとばかりにエクスプロイダー、これも三村がカウント2で返す。中盤から互いにフィニッシャーを繰り出す展開に早期決着もあるかと思わせたが、ところがここから試合は思わぬ長期戦に。

負けられない思いがそうさせるのか、あと一歩まで追い込みながら最後の一押しが足りない両者、試合は15分を超えてようやく決着に。白川の今夜何度目かわからないエクスプロイダーが完璧に決まり、三村の粘りを断ち切り3カウント。勝つには勝ったが、次の準決勝に向け体力面での不安が残る勝利となった。

 

・1回戦 第四試合

〇 橋本 美郷 vs 藤井 奏 ✖

  13分52秒 裏拳(試合評価:99%)


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1回戦最後に登場するのはFEWW王者・藤井。第一回のこの大会を制しており、今回も優勝の有力候補。対する橋本もここのところ勢いに乗っており、今回も秋山相手に逆転勝利で本選進出と決して侮れない相手。

パワーが売りの両者、ほぼ互角の力比べから牽制を交えた打撃戦へ、凄まじい音と共に一発ヒットするたびに歓声が沸き上がる。

そして迎えた8分、ここで王者藤井がまず仕掛ける。サイドバスターから片逆エビとつないだ後、いきなりパワーボムを2連発でお見舞い、いずれもカウント2で橋本が帰していったものの、一気に早期決着の雰囲気が会場を包んでいく。

その会場の期待に応えるかのように、渾身の逆水平チョップを叩き込み試合を決めに来た藤井、しかしここで橋本が一瞬のスキを突きドクターボムで反撃!これがカウント2.9、さらに追い打ちの投げっ放しパワーボムまで飛び出しこれも2.9。この流れをものにしたい橋本はここでラリアット、しかしこれを交わした藤井がなんとここでネックハンキングボム!! 一瞬決まったかに見えたこの一撃、なんとかカウント2.9で返して見せた橋本、まさにどちらが生き残るかわからない死闘は、場外でのチョークスラムからリングに戻っての裏拳が藤井の側頭部をとらえ、これが決め手となって橋本に軍配が上がった。

シード選手が順調に勝ち上がる中、最後に番狂わせ。王者藤井、まさかの初戦敗退に会場にどよめきが広がる中、大会は準決勝を迎える。

 

つづきは後編にて。