架空女子プロレス団体FEWW~ファイプロW~

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2〇21年 7月3回興行 試合結果 ~後編~

 それでは前回に引き続き、7月3回興行『第二回クイーンオブアリーナT』準決勝、試合結果です。

 

・第五試合

✖ 藤井 奏 vs 大石 楓 〇

   7分48秒 足交差式飛びつき前方回転エビ固め(試合評価:85%)

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前回覇者藤井の準決勝の相手は今団体でもっとも勢いのある選手大石、一回戦での流血の影響がどう出るかも注目の試合。

まずはいつものように序盤からリングを縦横に走り回り、自分のペースで試合を作っていく大石に対し、執拗に逆エビ、ヘッドロックなどで何とか動きを封じに行く藤井。

そして試合開始5分でパワーボムから得意のネックハンギングボムとつないで一気に仕留めにかかるが、これを何とか凌いだ大石は逆にみちのくドライバーなどで逆襲を開始、互いにフィニッシャーの打ち合いとなった試合は、大石が飛びつきからの回転エビ固めで王者藤井から3カウントを奪って見せた。

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・第六試合

〇 村井 南実 vs 神谷 綾加 ✖

   10分27秒 スパインバスター(試合評価:83%)

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準決勝第二試合は、そろそろ自身初のタイトルが欲しい村井、神谷の両者の激突。一回戦の勝ち上がり方から、村井有利と思われた試合は意外にも神谷が主導権を握る形で進んでいく。 

2度の場外戦を経て、終盤に入ったところで出た神谷のエメラルドフロウジョン!!さらにバックドロップ、ラリアットと畳みかけるが、相手の驚異の粘りに決めきれずにいると、カウンター気味に飛び出した村井のスパインバスターでなんと3カウント。終始攻勢をかけていた神谷だったが、激戦の一回戦があだとなったか逆転の一発に沈んだ形となった。

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・第七試合(メインイベント)

〇 大石 楓 vs 村井 南実 ✖

   9分32秒 ホイールバロー・ブルドッグ(試合評価:91%)

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迎えたトーナメント決勝戦、勢いに乗ってここまで駆け上がってきた大石と悲願の初タイトルを狙う村井という対照的な立場の2名が相対することに。

試合開始のゴングが鳴ると同時に、エルボー→ブルドッグと畳みかけていく大石、決勝の緊張などどこ吹く風といったところ、打撃戦でもパワーファイター村井と互角に渡り合うなど正に怖いものなし、さらには得意の空中殺法では場外ダイブも披露するなど完全に会場を支配して見せる。

一方の村井も要所要所で重い一発を返しながら、なんとか流れを引き寄せたいところだったが、勝負を賭けたこの日最初のジャックハマーがロープブレイクによって不発に終わると、逆にこの日2回目のブルドッグを食らい3カウントを奪われてしまった。

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なんと伏兵・大石があれよあれよというまに優勝『クイーンオブアリーナ』のタイトルを制してしまいました。藤井を退けた時点で「これはあるかも?」と思いながら観戦していたオーナーでしたが、まさか本当にやるとは。

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前回リーグ戦での秋山の不振といい、今回の大石のサプライズ戴冠。本当に団体内の勢力図が一変してしまいました(なんにもいじってないのに...)。

 

さて、次回はFEWWヘビー、プラチナティアラ両タイトルのタイトルマッチを予定。この勢力図激減の流れは、タイトル戦線にまで押し寄せるのか?たのしみにしておきましょう。