タッグリーグ 「美神乱舞」途中経過 ~Day2~ &新入団選手紹介
はい、今回は先日開幕したタッグリーグの2日目様子、さらにはそのタッグリーグ終了後に我がFEWWに合流する新入団選手をご紹介します。
まずは試合結果から
「美神乱舞」タッグL Day2
・第一試合
〇 西森 華恵&オガワ ヤスコ vs 遠藤 真衣&岩波 紫苑 ✖
21分55秒 キングコブラホールド(試合評価:89%)
先日タイトル奪取に成功した遠藤、岩波の二人。その初戦という事で注目を集めた試合は、予想に反して西森・オガワの「LastBullet」が常に先手を取って優位に進め、最後も西森がきっちりサブミッションで岩波を仕留めて見せた。岩波が案外あっけなくタップしたせいもあり、遠藤にとっては消化不良の試合となり、新FEWW王者としての見せ場もあまり作れなかった。
・第二試合
✖ CHINATSU&橋本 美郷 vs 長瀬 朱音&一ノ瀬 はな 〇
21分35秒 サイレントクラッチ(試合評価:85%)
初日白星スタート、優勝候補の一角「AbYss」の二人が2連勝をかけて長瀬&一ノ瀬と対戦。個々の力に加え連携面でも一枚上手のCHINATSU&橋本が試合を通して相手を圧倒し、そのまますんなり勝利かと思われたが、最後に落とし穴が待っていた。一瞬のスキを突いた一ノ瀬の丸め込みにCHINATSUが3カウントを奪われてしまうという失態、まさかの結末に呆然とするCHINATSUだった。
・第三試合
✖ 川崎 玲奈&渋谷 くるみ vs 安東 翔子&三村 香恋 〇
22分55秒 go 2 sleep(試合評価:94%)
団体でも指折りのスピード自慢が集まったこの試合、安東&三村の「アンカレ」コンビがリーグ初戦を迎える。試合序盤から両チームともにアクセル全開、スピーディーな息つく暇もない展開が続くと、次第にコンビとしての熟成度で上回る安東三村が試合を支配、渋谷に標的をあわせ追い込んでいく。最後は安東がストレッチプラムからミサイルキック、go2sleepと得意技を連続で叩き込んで渋谷を仕留めての完勝。幸先の良いスタートとなった。
・第四試合
✖ 村井 南実&田中 英梨 vs 野田 奈保&大石 楓 〇
25分46秒 ムーンサルトネックブリーカーD(試合評価:100%)
優勝候補の一角、M$M軍が野田&大石のQofAコンビを迎え撃つこの試合。パワーに勝る村井・田中だったが、好連携を見せコンビネーションで攻める野田・大石に徐々に主導権を奪われ苦しい展開、それでも終盤には村井の「虎狩り」「サソリ固め」などが決まり追い込んではいくものの、その都度相手のカットプレイに阻まれてしまう。そして最後は上手く分断された末に村井が大石にまさかの3カウントを奪われての敗北、優勝を狙うには痛い序盤の敗戦となった。
2日目を終えてまだ全くの横並び、注目のタッグ王者藤井・浅野は3日目からの登場となります。この混戦がどこまで続くのか、抜け出すチームは出てくるのか各チーム4,5試合戦ってみないと何とも言えないでしょうね。
続いては新入団選手について。
日野 紗織(本名同じ)
出身地:東京都 八王子市
必殺技:フルメタルラリアット(ウエスタンラリアット)
これまでは他団体で主力級として活躍してきた選手がこの度FEWWに移籍。ラフファイトも厭わない武闘派で、過去には男子選手との試合やデスマッチまでをも積極的に行いプロレスファンの間での評価もなかなか。
高校時代に柔道でならし都大会でも上位を争うほどの実力の持ち主だったが、競技としての柔道に限界を感じ、より自分を表現できる場としてプロレス界を選んだという経緯がある。そのキャリアは繰り出す技からもうかがうことができ、立ち技や寝技で威力を発揮する。
西森&オガワに続く他団体経由での参戦という設定ですが、あちらがややゲリラ的な襲撃っぽさがあったのに比べて、この日野選手は事前に段取りを踏んだ穏やか(?)な形での入団という設定です。
しかしそのファイトスタイルは決して穏やかではなく、流血を誘発する技を多く装備しており、彼女とのスパーリングは頻繁に血をみることに。
今のところは新王者となった遠藤との絡みを考えているので、いきなりメイン級の扱いになるかもしれません。