架空女子プロレス団体FEWW~ファイプロW~

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2〇21年 10月2回興行(第四回QofAトーナメント他)試合結果 ~前編~

はい、それでは10月2回興行の試合結果です。

前回の第三回大会は連続出場が8名中7名を占めたQofAトーナメント。今回の第4回大会はやや減で5名が連続出場と比較的新鮮味のある大会となりました。

 

架空ファイプロ団体FEWW 10月2回興行 ビッグガーデンアリーナ大会

・第一試合

〇 長瀬 朱音&一ノ瀬 はな vs 田中 英梨&渋谷くるみ ✖

  23分5秒 元祖アックスボンバー(試合評価:87%)


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大会オープニングマッチはフェニックスガーデンの長瀬&一ノ瀬とミリオン$モンスターズ田中&渋谷によるタッグマッチ、2戦目を迎えた新人2名の戦いぶりにも注目が集まった。

お互いに連携に不安がある中だったが、田中・渋谷コンビはタッチワーク、合体攻撃となかなかに息の合ったところを見せ、序盤から中盤にかけてはリズムに乗った攻撃で主導権を取って試合を進める。

そんな耐える時間が長かった長瀬・一ノ瀬もようやく15分を過ぎたあたりから連携が取れはじめ流れを引き戻すと、長瀬が田中を捕らえてバックブリーカースラムの連発からのアックスボンバーで3カウント、見事逆転勝ちを収めた。

 

・第二試合(QofA一回戦)

✖ CHINATSU vs 野田 奈保 〇

  12分47秒 ブロックバスターホールド(試合評価:85%)


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いよいよここから第四回クイーンオブアリーナトーナメントの一回戦。

まずはディフェンディングチャンピオンCHINATSUが登場、相手はFEWWきっての曲者野田、目立たないながらもClass1に定着している実力は確か。

まずは互いに慎重な立ち上がりから、先に動いたのはCHINATSUの方。5分、ブレーンバスターからフロントスープレックスへと繋ぎ、さらにコーナー上からのニードロップを叩き込む。さらに畳み掛けたいところだったが、ここで野田が曲者ぶりを発揮し、寝技にもちこんだ見せたり、かと思えばリング下に放り投げて時間を稼いだりとのらりくらりといった攻めですかしていく。

そのまま試合は終盤へと進み、CHINATSUも大技を繰り出し勝機を伺ってはいくもののペースは野田が握った状態で、飛びつきカッター、バックドロップ、そして締めはブロックバスターと得意技を繋いで勝利、CHINATSUの連覇の野望をさらりと砕いて見せた。

 

・第三試合(QofA一回戦)

〇 神谷 綾加 vs 安東 翔子 ✖

  18分13秒 頭掴みラリアット(試合評価:91%)


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QofA一回戦、2試合目は初タイトルを目指す神谷とClass2優勝の安東の対戦。特に安東はリーグ戦圧勝の後、ノンタイトル戦ながらCHINATSUにも快勝しており今勢いに乗っている状態で挑むトーナメントとなる。

序盤から動きの良さを見せる二人に好勝負の予感が漂う中、先に仕掛けたのは安東。10分過ぎ、コーナーに神谷を捕らえてからの飛び膝を浴びせると、さらには得意のフェイスクラッシャーを早くも繰り出していく、それに対して神谷もツームストンからのムーンサルトプレスを狙うがこれは自爆、さらにラリアットDDTと連続でかわされながらも意地のエメラルドフロウジョン、強引に流れを引き戻す。

するとここからはお互い一歩も引かず、ワンデイトーナメント一回戦とは思えない激戦に。試合時間は15分を優に超えて18分、場外戦を経て安東が攻勢を強めるなか、神谷が気力を振り絞ったラリアット、これを交わした安東が反撃へと思われたその瞬間、続けざまに放たれたラリアットが安東の首を捕らえ、このまま3カウント。

死闘を制した神谷だが、準決勝へ向け払った代償は大きそうだ。

 

・第四試合(QofA一回戦)

〇 遠藤 真衣 vs 三村 香恋 ✖

  12分54秒 ノーザンライトボム(試合評価:90%)


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つづいての試合は遠藤・三村、団体屈指のスピードを誇る二人の対戦。特に遠藤は次回興行で藤井の持つFEWWヘビーへの挑戦を控え、ここでも結果が欲しいところ。

両者が持ち味を発揮し期待通りのハイスピードバトルが展開される中、一発の重みで優位に立つ遠藤が次第に有利になっていく展開。それでも三村も出せる力、持てる技をすべて吐き出すように抵抗していく。プラチナティアラ王座V3の貫禄をみせ、そんな三村の攻撃を全て受け切って見せた遠藤がこの日3度目のノーザンライトボムで見事勝利、藤井と当たるまでは負けられないという信念をみた試合でもあった。

 

・第五試合(QofA一回戦)

〇 川崎 玲奈 vs 藤井 奏 ✖

  14分34秒 ツイスト式コンプリートショット(試合評価:87%)


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一回戦最後は、いよいよ登場「絶対王者」と化した藤井。相手はこれが対藤井シングル初対戦となる川崎、試合前に秘策ありと語っていた川崎がどんな試合を見せるかが注目された。

そんな試合は川崎の序盤からの執拗な腕殺しで幕を開ける、アームブリーカーに腕ひしぎ、当然藤井も抵抗するがそれもお構いなしにしぶとく腕を狙い続ける。これに功を奏したか次第に動きが悪くなっていく藤井を尻目に、スリングブレイド連発など川崎が飛ばしていく。

代名詞の逆水平チョップで反撃していく藤井だが、腕へのダメージが効いたか明らかに威力不足で、川崎の勢いを止めるには至らない。そんな藤井のパワーボム、ネックハンキングボムまでも耐えきった川崎、が最後はツイスト式コンプリートショットが完璧に決まりまさかの3カウント、長く続いた藤井の公式戦無敗を止めたのは伏兵川崎のクレバーな作戦勝ちだった。

 

という訳で、QofAは初戦の現王者CHINATSUに続き、絶対王者藤井のまさかの敗退と波乱の一回戦となった。これでまさに誰が優勝するかわからない展開。Best4進出4名のうち3名が初タイトルを狙う展開となった。