架空女子プロレス団体FEWW~ファイプロW~

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2〇21年 8月3回興行 試合結果 前編

はい、今回は8月3回興行の試合結果報告となります。今回はFEWW王座のタイトルマッチは見送り、メイン戦にはプラチナティアラ王座戦を持ってきました。

 

 架空ファイプロ団体FEWW 8月3回興行 SCSスタジアム大会

 

・第一試合

✖ 岩波 紫苑 vs 川崎 玲奈 〇

  14分58秒 スリングブレイド(試合評価:89%)


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前リーグ戦では僅かに1勝と悔しい結果に終わった岩波、その悔しさを晴らすべくぶつかっていった試合だったが、ここでも川崎の壁に跳ね返されることになった。

序盤から得意の打撃でリズムを掴んでいきたい岩波に対し、要所で関節技を織り交ぜ動きを止めにかかり、ペースを握れずイラつく相手に、効果的に打撃を織り交ぜ翻弄していく川崎。

試合は10分過ぎ、場外の相手へ意を決したようにスワンダイブ式ミサイルキックで追撃する岩波、さらにそのままキック中心に場外戦を制し、いよいよ流れを引き寄せたかに見えた直後、STF、胴締めフロントネックロックと繰り出した川崎が再び関節地獄へと引き込んでいく。結局ここで試合の流れは決まったか、最後はスリングブレイドで川崎が岩波から3カウントを奪って快勝となった。

 

・第二試合

△ 安東 翔子&三村 香恋 vs 秋山 ミミ&長瀬 朱音 △

  30分 時間切れ引き分け(試合評価:98%)


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ユニット『P:i』vs『フェニックスガーデン』のタッグ戦、連携面で上回る安東・三村組に対してどう戦うか、前期リーグで評価をあげた長瀬の戦いぶりに注目が集まる一戦。

両チーム、互角の展開で一進一退のまま迎えた10分過ぎ、最初の見せ場は秋山、安東を相手に、スタナー、ジャーマンと立て続けに決めるも、ここは三村がすかさずカットに入りカバーを許さない。続いてはその安東、15分に今度は長瀬に対してカベルナリアで絞った後、コーナーからのミサイルキックを直撃させカウント2.9、そろそろ決着のにおいを感じさせると、ここで4名入り乱れての乱戦から、長瀬がメキシカンカッターを見舞い安東に対してカウント2.9を奪い返して見せる。

しかしここから試合は膠着状態、三村のムーンサルトFスタンンプ、安東のフェイスクラッシャー、さらには再度の長瀬メキシカンカッターなど、フィニッシュにつながりそうな技はいくつか出たものの両者決めきれないまま30分、時間切れの結末となった。

 

・第三試合(Class1&2リーグ入れ替え戦

✖ 田中 英梨(Class2 3位)vs 野田 奈保(Class1 6位)〇

  14分6秒 逆さ押え込み(試合評価:86%)


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次期からのClass1リーグ増員に伴い開催されることとなった入れ替え戦、Class1最下位とClass23位の対決。いきなり試合開始からバチバチの打撃戦を繰り広げる両者、田中はともかく普段は慎重な野田までもが気迫を前面に押し出したファイトで、この試合に賭ける意気込みがうかがえた。

試合が動いたのは10分、セカンドロープからの雪崩式ブレーンバスターから、得意の飛びつきカッターへと繋ぎ勝負に出る野田、これはカウント2.9、すると田中も大旋回式DDTをお返しとばかりに決めこちらもカウント2.9!

ここから互いに大技の連続でいつ決着がついてもおかしくはない展開、そして田中の延髄斬りでまたもカウント2.9、このまま田中が押し切るかに見えた瞬間、隙をついた野田の逆さ押え込みでまさかの3カウント。

あっけにとられる田中を尻目に余裕の表情の野田、1勝もできず最下位に終わったClass1リーグ残留を決め、リベンジの舞台に臨むこととなった。

 

メイン戦を含む残り3試合の模様は後編にて。